転造

Rolling転造

特殊形状製品の大量生産、
複雑形状の切削コスト削減を実現

転造とは、金型と金型の間を転がしながら塑性変形させる加工のことで、ネジ山の成形や特殊形状を成形する工程です。
ロータリーローリング、フラットダイス、2ダイス、3ダイスなど、様々なタイプの転造機を駆使しており、お客様の要望に応える最適な機種を選定します。

複雑形状の切削コスト削減を実現
  • ローリング(ねじ転造)

    ローリング(ねじ転造)

    ロータリー式とフラットダイス型があり、転造工程の中でも比較的量産向きの加工機です。1分間に最大400本のねじ転造を行うことができる高い生産性を有しており、安定した品質をいち早くお客様へ届けることができます。

  • フォームローリング

    フォームローリング

    転造加工により形状成型する機械で、溝入れや球面加工などの切削レスと高速加工が特徴です。ボルトとの同時転造によって工程の省略も可能です。

  • 2ダイスねじ転造機

    2ダイスねじ転造機

    2つの丸ダイスにより転造加工を行う、汎用性の高い加工機です。CNC制御の転造盤を駆使することで、通常加工の困難な製品にも対応できるため、新たな転造加工にも挑戦できます。これまで人の手で行ってきた加工前品の供給作業は、ロボットによるピッキングで自動化しました。

  • 3ダイスねじ転造機

    3ダイスねじ転造機

    3つのダイスを用いる加工機は、転造が難しいとされる肉薄中空製品や、直角度精度の要求が厳しい製品にも対応します。また、M40を超えるようなサイズの大きいボルトの量産加工も行っています。2ダイスと同じく、現在は自動化に対応しています。